教育学講読2 知識基盤社会におけるこれからの専門職教師と学校
担当者
古市 文章
■授業のテーマ
知識基盤社会におけるこれからの専門職教師と学校
■授業の概要
知識基盤社会の到来やグローバル化の進展、少子高齢化の進展など社会が大きく変化する中、我が国が将来にむけて一層発展していくためには、様々な分野での質の高い人材育成が不可欠であり、これは教職についても同様である。
主体的に「学び続ける教師」としての教職キャリアを支えるために、教職を高度専門職として捉え、基礎的な知識や技能はもとより、従来から提言されてきた資質や能力加え、総合的な人間力等についても育成する必要がある。
講義では、新学習指導要領の趣旨に沿って、知識基盤社会におけるこれからの専門職教師のあるべき姿を教師論とともに考える。
また、国の教育改革の動向、小・中・高連携、さらには高大接続の視点も含めて理解を深める。
■授業の目的・ねらい
目的とねらい: 知識基盤社会における教師に求められる社会的なニーズを理解し、これからのグローバル化、情報化が進展する中で、学校と教師はどうあるべきかを考える。
到達目標:
1 知識基盤社会では、「学び続ける教師」がなぜ求められているのか、各自の考えをプレゼンテーションできる。
2 グローバル化、情報化する社会に対応できる資質とは何か、また、学校教育を通じて育成すべき新しいスキル(能力)やキャリアについて理解を深める。
受講にあたっての諸注意
1 グループ討議では、自己の考え方を整理し、メンバーにプレゼンテーションすることを通じて、アクティブラーニング型の学習を理解する。
2 評価については、グループ討議、プレゼンテーション40%、試験60%で評価する。